2000.10.30
 週末の札幌は寒かったなぁ。最高気温9度だそうだ。地元ではもう雪も降ったそうだし、いきつけの居酒屋さんでは「熱燗にしますか。大勢なら鍋をお勧めするんですが...」なんて云われる始末。でも焼き魚やらお刺身やらもいよいよ美味しくなってきたし(^o^)。今回は「十四代」という山形のお酒を飲ませて戴いた。満足!

2000.10.26
 ああ、ヴィーン歌劇場来日公演「ナクソスのアリアドネ」が終わってしまう(;_;)。観に行きたかったなぁ。今週は「北は札幌、西は山口」という出張大会で、席を温める暇も無いのだった。名古屋からの帰り、横浜に寄り道して当日券を、などという儚い望みも結局砕け散り、土産の赤福を自棄喰いして憂さを晴らすワタシ。むなしい(^_^;)。

 ところで、山口では「ばりそば」という食べ物に初めてお目にかかった。いわゆる「固焼きソバ」のような、揚げた麺にチャンポンの具のようなあんをかけて食べるもので、麺もややチャンポン風。こいつが人数分、いっきょに大皿に盛って供され、めいめい取り分けて食べる。みかけがなかなか豪快な割には、値段も安くお腹も十分膨れる。ばりばりと食べまくりつつ夜も更けていくのだった(^_^;)。

2000.10.19
 このところ南関東方面はとても寒い。残暑が厳しかったのがついこのあいだのような気がするが。先日も慌ててデロンギのオイルヒーターなんかを買いに走ったが、ついに風邪を引いてしまった。けっこう仕事溜まっているのだが。弱ったよわった。

 わがサイトのレンタルサーバ屋さん、このところまたまた調子が悪い。ログをみると15日の夜から約2日にわたって、完全に死んでいた模様。この会社、某超有名サイト様もご一緒しているのだが、そうかー、やっぱクレームしとかんといかんのだよな。英文メールは1行書くのにも数十分かかるので難儀なのだが(^_^;)。

2000.10.11
 先週、仙台へ日帰り出張があった。新幹線ですっ飛んでいって、現地滞在時間が約2時間あまり、という慌ただしい旅程だったのだが、それでも土産などというものをリクエストする輩はいるもので、今回は例の「○の月/○の調」というお菓子。
 仙台駅の何処でも売っているから探す手間もなく、あっさり購入。ほんとうはホヤ関係、ないしは笹蒲鉾等といった海産物、あるいは伊達牛/米沢牛なんかの牛タンといった路線も悪くないのだが、ホヤはいつぞや買って帰って家族からそっぽを向かれた経緯もあるので断念、牛タンも予算上の制約から見送りとなったのだった。
 で、めでたくお菓子を買って汽車に乗ろうとすると、同行した先輩が「これも美味しそうだから、ぜひ」というので、ついつい手に入れて帰ったのが「なまどらやき」。これが我が家で異常に評判が良かった。なにが「なま」なのかというと、どらやきの餡に生クリームが混ぜ込んであるのだという。なにか異様な気配もあるものの、たしかにお味は悪くない。同居人は「もう一度仙台へ行って買ってこい」と騒いでいる。東京方面でこの商品を入手できる場所があったら、ぜひご一報を

2000.10.04
 DGから出ている、ギル・シャハムのヴァイオリン・ソロ・アルバム『悪魔のダンス』について。これ、じつは最初「なんだ、ありふれた企画だな」とややシニカルにみていたのだが、店頭で何気なく曲目を眺めていて仰天、「たった1曲のために」という若干の逡巡を経てレジへ走ってしまった。
 その曲とは、アルバム二番目に収められている "A Transylvanian Lullaby" John Morris作。これ、知る人ゾ知る映画、メル・ブルックス監督の『ヤング・フランケンシュタイン』の主題曲である。うぅ、シャハムってけっこう冗談の分かるヤツなのか。
 『ヤング・フランケンシュタイン』といえば泣く子も黙る、というか、往年の怪奇映画を片端からパロディに仕立てた大爆笑映画だ。題名で分かるとおり、基本的な筋書きは例の怪物の話なのだが、闇夜にそびえ立つ古城のなかで、暴れ回るモンスターをなだめるために、家政婦が弾くヴァイオリンの子守歌、がこの曲である。家政婦はクロリス・リーチマンだったと思う。このひとが「私の名は...フラウ・ブリュッハー!」と自己紹介するたびに、どこかで馬が「ブヒヒヒヒーン」といななくギャグも懐かしい。
 オリジナルはオケをバックのヴァイオリン独奏だが、この録音では、伴奏のピアニストがスペシャル・アレンジを施したものになっており、ライナーノートにもとくに謝辞が加えられている...にしても、殆ど原典に沿った編曲だから、もう...ホント、笑ってしまう。いいのか、『悪魔のダンス』を聴いて笑ってても。


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