2001.02.26
 ぼんやりしているうちに月末に近付いてしまった。出張も多かったし、何かと慌ただしかったのだが、それにしてもMacworldの季節は花粉の飛び始める時期とカチ合っているのかな。どうも例年、幕張に行く頃に頭痛・眼の痒み・鼻水に悩まされる気がする。花柄のiMacには万策尽きたか、という印象だが、Cubeの新製品なんか出して大丈夫か。それとも対策は万全なのか。
 ベートーヴェンの交響曲全集、入手。ただしアッバード盤ではなくフルトヴェングラーのARTリマスター盤。申し訳ない>>○○○○様。このひとの録音をこれまで殆ど聴いてこなかったワタクシ、今更ながらなのだが、バーゲン格安についつられてしまう。で、聴いた印象はというと....う゛ーむ(^_^;)。馬鹿にされるか石が飛んでくるか分からないので、あえてノーコメントにしておく。先週末の新宿タワーで、SONYのVIVARTEが一枚千円以下のお値段で大量に出回っていて、インマゼールのベトの協奏曲集を入手したので、こちらを週明けからの楽しみとする。しかしこのセット、ついこのあいだ3枚組6千円以上で出たばかりぢゃなかったか。

2001.02.02
 それにしても今冬の日本はやたらに寒い。何となく暖冬に慣れ、それを違和感無く感じるカラダになってしまっていたことを思い知らされている感じ。雪が週末毎に降るのは、コドモらにとっては喜ばしいことなのだろうが、オトナは慣れない雪かきなどしなければならず....まぁいい運動だから良しとするか。
 ここ一ヶ月ほどもあれこれと聴いたが、つい数日前ということもあって印象も鮮烈な『トゥランガリーラ交響曲』、ナガノの指揮にエマールのピアノ、ベルリン・フィルという超強力布陣....なのだが、上手すぎてというか、ひどく当たり前に聞こえてしまうのが弱点か。オンド・マルトノもやけに引っ込んで、アンサンブルのなかに組み込まれてしまっていて、その強烈な個性が目立たなくなっているような。メシアンまで古典になってしまうとは、やっぱ21世紀だからか。


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