1997.06.29
 知る人ぞ知るカタログ通販Classic系CD屋さんのBerkshire Record Outletだが、いつの間にか立派な在庫データベース検索付きWebサイトができていた。知らなかったなぁ。
 何しろCD一枚3ドルくらいから売っているので、以前によく注文していた。いっぺんに10枚くらい買っても国際宅配便の送料込みで100ドル足らずで手に入ってしまう。勢いで買い込んでは置き場所に困る、という有り様の繰り返しだったのだ。年に4回ほど厚手のカタログを送ってくれるのだが、これをチェックするだけでも結構楽しい。
 ただ、しばらく注文をしないでいると、カタログが来なくなる。それで多少遠ざかっていたのだが、サイトを訪問してみて、また10枚ほど注文してしまった。ここはセキュリティを意識してか、オンラインでの注文は受けず、その代わりWebで検索した結果を注文表にしてくれる。ブラウザで自分の注文表をプリントアウトし、クレジットカード番号を書き込んでFAX.で送ればよい。CDnow等に比べるとやや面倒だが、それほどの手間でもない。
 というわけで、この店とのお付き合いがまた始まってしまう。安く買えるとはいっても、結局出費が増えるわけだから、有り難いのかそうでないのかよく分からない(^_^;)。

1997.06.27
 細々と続けてきた当通信も、ようやくのべアクセス数が1,000件に達した。ご贔屓にして下さる貴方様のおかげと感謝(_ _)。これを機に近々、リニューアルとサーバの引っ越しを検討中(ドメイン取得済み)。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
 The King's Singersってもう何年活動を続けているのだろう。さすがにメンバー中、知っている人は少なくなったが、人気の程は相変わらずか。新作の"Good Vibrations"を立ち聴きしたが、サイモン&ガーファンクルのカバーなんかメチャ格好いい。今は懐かしい"Beatles Collection"を聴いたときの感動がよみがえる(^o^)。

1997.06.26
 待ちかねたMacintosh版のNetscape Communicator 4.01がようやく出た。現在はここらへんから辿っていけばダウンロードできると思う。
 職場の環境で使うと、描画速度が向上したのがよく分かる。画像の出し方も変わったらしく、体感速度もやや向上。しかし自宅のマシンで使うとみょうに遅いのは何故だろう。そりゃCPU性能は3分の1くらいだけど、メモリは3倍以上積んでるし、RAM Doublerも使ってないんだけどなぁ。
 昨日記したヴィルスの件、その後の調査ではWM.Capとかいうものではないかという情報もあり。Symantec社のたいへん役に立つホームページが参考になった。

1997.06.25
 コンピュータ・ヴィルスというものに初めて遭遇した。
 いや、ちょっと油断していた。Macintosh向けのヴィルスって最近では多くなかったようで、編集者の環境では職場・自宅ともここ数年1回の被害もなかった。で、昔は入れていたチェッカーなんかも外していたのだ。
 今度やられたのはMicrosoft Wordの文書に寄生するやつで Winword.Colors とか呼ばれているらしい。こ奴は今のところ、とくにMacに対して悪さはしていないようなのだが、知らずに感染してしまえば、以後そこらじゅうに感染ファイルをばらまき、悪事に荷担してしまうのだ。困る。
 取りあえず駆除作業にかかったが、深夜に及んで疲れた。やはり予防が肝心かと。

1997.06.22
 青森出張、まずは「行けた」が、帰りの飛行機が東京から飛んでこなかったため、結局当地に一泊となってしまった。最終便(予定では満席)が飛ばなかった割にはホテルは空いているようだったが。CDプレーヤーでも持っていけば良かった。

1997.06.20
 NONESUCHの輸入盤新譜の案内を読んでいたら、近々映画音楽のシリーズが出るらしい。で、初回は武満徹とジョルジュ・ドルリュだとか。演奏はヒュー・ウルフ指揮のオーケストラ。レコード芸術誌の最新号でご確認下さい>各位。
 今日は青森出張。台風のおかげで「行けるか/帰ってこられるか」という不安(^_^;)。

1997.06.19
 最近愛用しているサイトにVersion Trackerというのがある。Macintosh用の各種フリーウェア、シェアウェアなどのバージョンアップ版が出ると、すかさず掲示してくれる有り難いページだ。これまではInfo-macなんかのミラーサイトをときどき覗いては、タイムスタンプの新しいのに目星をつけて拾ってきていたのだが、手間が激減して助かっている。
 Windows関連でもこうゆうサイトはあると思うのだが、ソフトの数が比較にならなくて、毎日膨大な新作が掲示されてるのかなぁ、とひとごとながら心配になる。

1997.06.17
 当東越谷音楽通信で作曲家ジョルジュ・ドルリュのご紹介をしたことがある。ここでトリュフォーの映画に触れ、彼の『トリュフォーの思春期』という映画がさっぱりリバイバルされないと書いた。これを読んで下さった方から、昨年秋に東京・池袋の映画館で一週間ほど公開されたというお話を伺った。うーむ、観たかったなぁ。ちなみに原題は、フランス語は忘れたが「ポッケのなかのお小遣い」というような題名だったと思う。このほうがずっと内容に近いんだよね。どうも日本で「思春期」っていうとつい違うイメージを抱いてしまうのだ。良くない(^_^;)。
 記事に書かなかったが、ドルリュってミヨーなんかに習っているそうで、映画音楽の他にも作品を聴いてみたいもの。

1997.06.16
 懸案のアンプをようやく手に入れた。結局これまでと同じSANSUIのAU-α607MRという機械(αって機種依存文字かな)。この話題、編集者にはよほど気がかりだったのか、当欄の過去分を見てたら、繰り返し書かれていてちょっと笑った(^_^;)。
 秋葉原の某店(こないだとは別のお店(^_^;))でα507MRVという機械と比較試聴させて貰って、うーん、音は微妙に違うよなぁなどと悩んだのだが、少音量でもけっこう差が出ているのが決め手になって、607にした次第。ちなみに試聴ディスクはオーケストラのにして下さい、とお願いしたらC.クライバーのブラームスの4番が出てきた(^o^)。
 で、いちばんがっかりしたのは、試聴を終えて店員さんがアンプをレファレンス機に変えた瞬間。それまで聴いていたSpendorのLS3/5Aという小さなスピーカーの音がガラリと変わったのである。「こ、このアンプは?」と聞くと、テクニクスの30万円以上もするものだった。しくしく。
 重いアンプ(梱包も入れて20kgもある)を担いで家に帰り、セッティングを終えてさっきからヘレヴェッヘのバッハなんか聴いているのだが、こんどはスピーカーの非力さが悲しい。新しいものが欲しいなぁ。

1997.06.14
 13日の金曜日はひとまず何事もなく過ぎた(^_^;)。10年前なら単なる迷信と笑うこともできたが、最近ではコンピュータ・ウィルスの心配をしなくてはならないのが厄介。企業や学校などの組織でシステム管理者をなさっておいでの方々は、多少不安になるのではなかろうか。
 音楽関係の話題に乏しい日々で当通信の読者の皆様にも恐縮だが、ひとえに編集者が音楽すら聴けない日々、ということでご寛恕の程を(_ _)。明日くらいは少しゆっくりしたいものなのだが。

1997.06.12
 音楽ファンのネットワーカーならお馴染み、飯尾さんのCLASSICAからリンクを張って戴いた。そちらからおいでになった方も多いと思う。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます(_ _)。
 それにしても、当通信の表玄関はホントにパクリなんです。どうもすみません、飯尾さん(_ _)。思えばかつて、誰にもアドレスを知らせずにHTMLの練習をしていた時、ゲスト用の押しボタンを一番最初に押して下さったのが飯尾さんで、どうしてページの在処が分かったのかをお尋ねして、CGIの書き方なんかを丁寧に教えていただいたのだった。
 でも、CLASSICAと比べれば(いや、比較するのもおこがましいが)当通信の内容は量で100分の1、質で1000分の1だから、がっかりされる方も多いかと思う。ともあれ今後とも精進しますので、なにとぞお見捨て無きよう(_ _)。
 話変わって、ずいぶん前から探していたとり・みきの『人達』をようやく入手。とても嬉しい。

1997.06.09
 Web用レンタルサーバ業者はきっとたくさんあると思うが、今回かねてから目をつけていた米国Digiweb社と半ば衝動的に契約してしまった。何しろ安い。月額20ドルで25MB使えて、CGI・SSIサポートOK、もちろんメール、FTP、Telnetアカウント付きである。専用ドメイン名も使える。この際殆ど使っていない某プロバイダの契約を2社ほど打ち切り、これを原資として新しく契約しちまおう、というのが衝動買いの言い訳(^_^;)。
 専用ドメイン名のInternicへの申請も代行して貰ったので、そのうち許可がおりれば、徐々に当通信の引っ越しも敢行予定。内容に乏しいのに、そのようなコトばかりやってていいのか! というご意見もあるかとは思うが(^_^;)。
 ところで当通信のページ作成は、Macintosh用のPageSpinnerというソフトウェアを使って実施している。今般このソフトがめでたくバージョン2.0になったので、早速導入してみた。タグを直接編集していくスタイルなので若干慣れと知識は必要だが、快適に使えて有り難い。値段も安く、シェアウェアで30ドル以内だったと思う(ずいぶん前に買ったので忘れちまった(^_^;))。スウェーデン製だが、日本語も使えるのでホントに便利。お勧めです。

1997.06.07
 11年使い続けたわが家のアンプ(SANSUI AU-D607X)がついに寿命を迎えようとしているので、新しいアンプを探しに秋葉原へでかけた。この607という型番はまだ生きていて、どうやらベストセラーになっているらしいのだが、さすがに値段も2倍近くまで上昇している。
 507という3万円ほど安いアンプと、607を聴き比べたのだが、貧しい編集者の耳には3万円分の違いが判然とせず、大いに迷っている。もっとも某店の試聴環境は決して最良とは言えず、空調のゴーゴーいう真下で聴いたので、多少なんだこりゃという感じでもあったのだが。
 この空調がふいに止まったので嬉しくなって、お店の人に「これもあれもそれも聴かせて下さい」とお願いしたら、すまなそうに「閉店なんです」と言われてしまった。はっと気付いて廻りを見回すと、もうお客さんは自分一人(^_^;)。おじさん、ごめんなさいね。また来ますから(_ _)。

1997.06.05
 何でもかんでもHTMLにすれば良い、というわけではないのだが、諸々の規程類やマニュアルなんかをPCで参照できるようにする仕組みをHTMLで作るのは割合手軽に実現できる。イントラネットなんかが流行る理由でもある。
 問題は表現力とデータの更新(入力)。改訂なんかするときに一々文書にタグなんか付けている暇はないので、できるだけあちこちから持ってきたワープロ文書をそのまま使いたい。そうすると、追加した文書を呼び出す側で上手にリンクしてあげないと、ただ文書の先頭へジャンプするだけになってしまう。ここら辺に上手い工夫を持ち込む余地があるのだが、いいアイデアが無くて困っているのである。
 某国産ワープロソフトのHTML生成機能は、何だか指示もしていない箇所でいきなりセンタリングしたりするので怖くて使えない。そうなるとこれまた、某米国製ワープロソフトを使って、同じ会社のブラウザで見るなどという方式になるのだが、何だかお仕着せのレールの上を突っ走っているみたいでねぇ(^_^;)。

1997.06.03
 先月当欄に書いたプレヴィン指揮のコーンゴールドの新譜、国内盤のジャケ絵がぜんぜんオリジナルと違っていて呆気にとられる。何だこりゃ。スターウォーズ再上映にあやかった便乗商品か。惑星じゃないんだからさ(^_^;)。
 考えてみると、プレヴィンのコーンゴールドって前にも良いジャケ絵があったな。シャハムが弾くヴァイオリン協奏曲だけど、セピア調の演奏者の写真にハリウッドのポスターみたいなタイポグラフィをあしらって、いかにもといった感じ。このCD、買いそびれたままになっていて、ずいぶん捜したけどようやく見つけた。聴くのが楽しみだが会社の机のなかに入れっぱなしだ(^_^;)。

1997.06.02
 更新ペースが極端に落ちていて、せっかくアクセスして下さる方には申し訳ない有り様。この場を借りて土下座30秒(_ _)。週末から体調を崩して食事も喉を通らぬザマになってしまい、間もなく訪れる夏に悪態をつく。
 5月に入って以来、再び不調に見舞われている愛機PowerMacの内蔵ハードディスク、Quantum社のEmpire 1080Sに業を煮やし、ついに新デバイスの購入を決意。今度は3GBを内蔵しようと、秋葉原のTxx Topでベアドライブを入手。「取り付け説明書は付いていますか?」との質問に黙って首を振る店員さんは怖かった(^_^;)。
 幸いQuantum社のホームページはなかなか丁寧な内容で、情報量も豊富。該当のハードディスクの取り扱いマニュアルも掲載されていたので、これをプリントアウトして参照しながらの作業となる。ついでにメモリも64MBほど増設して、愛機の延命を図ることに。
 半田こて一つ容易に使えない素人が、半ば自暴自棄になりながらの作業ではあったが、何とか完了し、動作確認も今のところ問題なし。きゅうに自信過剰となって「この際自作キットで新しいMacでも作るか」等と野望も首をもたげる。誰か止めて下さい(^_^;)。


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