1997.10.25
 久しぶりに銀座の某CD屋を覗いたところ、かねてから聴きたいと思いつつ入手を躊躇していたエルガーの交響曲1,2番が2CDバジェット盤として発売されているのを発見(指揮者は例の髭面シノポリ)。すかさず購入しようとしたが、このDGの廉価盤シリーズ、ちっとも安くない。新宿某店ではただ今2枚組2千円でご奉仕中のはずなのに、ここではじつに3,580円なのである。
 翌日、昼休みに新宿某店Aへチェックに出かけた。2千円セールはまだやっていたが、なぜかくだんのCDだけは3,000円で売られている。なぜ? 仕切値が高価いのかも。足を延ばして新宿某店Bへも寄ったが、ここでは未入荷。
 で、その日の夕方、これまた久しぶりに秋葉原某店へ。するとどうだ。じつに2,580円である。サービススタンプのあるなしを割り引いても安い。さらに、DGオリジナルス(やはりDGのバジェットシリーズ)のくせに何処でも妙に高価かったベームの『トリスタンとイゾルデ』もここでは約3,800円。他店より3-4割安い。その上ナクソスがここでは680円だー。これで『死の都』と『ペレアス』なんか買えば、うっかりすると1,500円違うぞ。ナクソスがあと2枚買える。もっとも上記オペラは在庫切れだったが。
 という訳でいろいろ購入。いつ聴けるかはサダカではない(^_^;)。

 で、ホントはこの秋葉原某店でもう一組、破格値のセットがあって、さすがに涙をのんで見送ったのだが、それが何かはナイショ。次に決心するまで売れ残っていますように。

1997.10.21
 お馴染みのCLASSICAでストルツマンの"Air"のジャケ絵が称えられているけど、こちらもなかなか素敵なのはミカラ・ペトリの新譜(タイトルはやっぱり"Air")。ギター伴奏でペトリのリコーダーによるジムノペディって、ちょっと聴いてみたい。
 話変わって、巷で話題の「チェリビダッケ正規盤」、編集者も展覧会の絵を聴いてみた。この巨匠の音楽、これまでは遠巻きにして、端っこの方からちょっかいを出していたのだが、今回聴いてみてやっぱり遠巻き状態(^_^;)。この曲、大昔にロンドン交響楽団と来日したときのライブを放送で聴いたときの印象が悪すぎるのである。ブルックナーなんかだとやたら説得力あるんだけどね。

1997.10.17
 10/15はサントリー小ホールにて「北欧アンサンブル」の第一回演奏会を聴いた。開演1時間前にホールで待ち合わせをしていたら既にホール前は異様な熱気。何やら「チケット希望」などという紙を手にしているおじさんまで居て、おぉ! 日本の北欧ブームもいよいよ本格化か、と思ったら、大ホールではヴィーン・フィル東京公演の初日、マーラー9番の演奏会だと。なるほど。
 北欧側も負けてはいない。後半に行くに従って盛り上がり、メインのグリーク『ホルベア』組曲では最高潮に。アンコールのアンダンテ・フェスティーヴォもとても良かった。近々レポートをアップしたいと思っているので、期待せずにお待ち下さい(^_^;)。

1997.10.15
 サイト引っ越し後は現在のところ、とくに問題もなく推移。新しいサーバが時間帯によってはやや重たい様子もあるのが気になるところだけれど。
 話変わって、先程来訳あって手持ちのシューマン二番交響曲のCDを物色中。確かレヴァイン盤、バーンスタイン盤、シノポリ盤があったはず、わぁ全部DGだぁ等とぶつぶつ言いながら棚をあさっていたら、Deccaのドホナーニ盤を発見。うーむ、記憶に無い。ちなみにシノポリ=ドレスデンの二枚組のケースをあけたら、中には何故かアッバード指揮の『グレの歌』が。慌ててグレのほうのケースをみると、そこにはグリークのピアノ協奏曲(セシル・リカド)と、チェルカスキーの小品集が。何だなんだ訳がわかんねぇじゃねぇか。あまりの趣味の一貫性の欠如に絶句。

1997.10.12
 一昨日お知らせしたサイトの引っ越し、何とか実施。この文章は新サイトに掲載しているため、これを読んで下さっている方には何とかたどり着いていただけたかと。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。リンクが切れたりしている部分があったら何卒ご容赦。できればご一報戴けるとたいへん助かります。
 引き続き検索エンジンの登録変更など、ぼちぼちやっていく予定。

1997.10.10
 風邪をひき込んで会社を二日ばかり休んでしまったため、五連休の中日。もっとも不調につき大したことはできなくて、更新も滞ってしまっているのだが。
 週明けに復調したら、懸案のサーバ引っ越しを敢行予定。新サイトでは独自ドメインを確保の上、米国のホスティングサービスを利用。お読み戴いている方々には、ブックマークの変更をお願い致します。どうぞ宜しく。

1997.10.06
 個人Webサイトをみてこんなに感動したのは本当に久しぶりなのだが、『マドモワゼル・モーツァルト』でお馴染みの漫画家福山庸治さんのページ(ヨジラ館)は凄い。ご本職とはいえ、アートワークがこんなに素晴らしいページはあまりないし、何よりトップページのユーモレスク体操(でいいのかな)が秀逸。氏のご本職のほうは漫画版『ドン・ジョヴァンニ』しか持っていなかったのだが、ページで紹介されている選集7冊を直ちに購入手配予定。絶版になってないだろうなぁ。
 上記本文中で勝手にリンク張っちゃいました。ごめんなさい、福山さん。


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