1998.02.23
 中学の頃、学校で映画研究会みたいなクラブを創設したことがあって、そのとき顧問になって下さった英語の先生に、いちばん想い出に残っている映画を尋ねたら『我が谷は緑なりき』という作品を教えていただいた。あれから20年、初めてこの映画を観た(NHK教育)。うーむ、いい映画だ。思わず泣けてしまった。少し疲れているかも。数年前に、舞台のウェールズの炭坑跡の側をドライブしたことがあるが、その頃はこのジョン・フォードの佳作を知らずにいたのが少し残念だ。
 久しぶりにBerkshire Record Outletに注文を出してみた。水曜日にFAX.したら土曜日にもう荷物が届いて驚愕した。ほんとうに地球の裏から来た荷物なのか。じつはこちらの注文を先回りして知っていたのか、などと妄想が広がるほどだ(^_^;)。なかでいちばんの楽しみはコンチェルト・ヴォカーレのモンテヴェルディ『オルフェオ』、これが20ドル足らずなのだから恐れ入る。

1998.02.18
 関東地方は一転して雪が降ったり、と一気に冬へ逆戻り。東越谷方面には梅の名所も多少あるのだが、満開にはもう少しかな。
 このところ当通信もアクセスが急に増え、読者様には謹んで御礼申し上げる次第。どこかのサイトでご紹介戴いたのだろうか。ここはリンクフリーなのでどんどんリンクして戴ければ有り難いし、その際編集者へのご連絡はいっさい必要ないので念のため。なお、ご意見ご感想等はぜひお聞かせいただければ、なお有り難いので何卒宜しくお願い申し上げます。

1998.02.15
 そろそろ花粉症のシーズン。昨日の東京都心部は5月並の陽気になったとのことだが、こういう春近しの類のニュースは編集者のような花粉症患者には嬉しくない。スギ花粉が飛び始めるからだ。昨年なぜかあまり症状がきつくなかったのと、今年は飛散量が少ないという予報がせめてもの救いなのだが、いずれにしても、また目薬とマスクのお世話になる日々がやってくる。結構頭痛が重かったりして、生産性が極度に下がるのだよなぁ。憂鬱である。

1998.02.13
 昨日の日記は、下に示すとおりいったん書いたのだが、ついにFTPサーバに接続できず更新不能に。その後いろいろ調べてみたのだが、どうやら経由するネットワークによっては猛烈なパケット・ロスが発生しているらしい。いっぽうスムーズにアクセスできるルートもあるようで、ページの参照はそこそこ継続して戴いているみたい。一部の方にご不便をお掛けしているようで申し訳ございません(_ _)。

1998.02.12
 レンタルサーバのパフォーマンスが末期的に。コンテンツの更新のためのFTP接続が殆どできず状態。一時期多少改善されてきたか、と思ったのだが。アクセスして下さる方にはご迷惑をお掛けし申し訳ありません。

1998.02.10
 我が家からほど近い南越谷のショッピングセンターに某外資系大型CDショップが入っている。ここ、開店当初にさっそく覗きに行ったのだが、あまりクラシック方面の充実度が高くなかったので、その後疎遠にしていた。で、たまたまこの日曜日に行ってみたら、おや、結構掘り出し物が並んでいるではないか。東京では一瞬にして売れちまったという、ケンペ=ミュンヒェンPOのブルックナー#4,5などもまだまだ在庫十分の様子。ときどき偵察しておかないと。

1998.02.08
 さいきん、当通信が拝借しているレンタルサーバのレスポンスが妙に遅い気がする。U.S.A.のサイトだからアクセスのピークは上手く日本とずれている筈と思っていたのだが、どうも四六時中、接続に不便を感じるようになってきた。格安だから仕方ないかもしれないが、うーむ。どうしたものか。

1998.02.03
 先週末から足掛け四日も熱を出して寝込んでしまった。インフルエンザが猛威をふるっているというが、きちんと受けてたってしまうところが悲しい。しかも長女とその母親も含めて三人とも罹患(うち長女は40度まで熱が上がって何度も吐き、朦朧とした両親を慌てさせる)。予防対策が不十分で情けない。もっとも長女とその母親は外出から帰るとうがいを励行しているので、疑惑の眼は父親に向けられている。そんな筈はないのだが。
 NAXOSが相変わらず目を離せない。今年の新譜ではないかと思うのだが、ロンドン交響楽団の金管楽器奏者によるアンサンブルで、G.ガブリエリの曲集が出た。ガブリエリといえば米三大オケ金管奏者の合同アンサンブルによるCBS盤、というのは編集者も含めたオールド・ファンかと(^_^;)。続いてPJBE(フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル)による録音が有名。で、今度のは伝統のLSOメンバーだが、一覧表に依ればトランペットに首席モーリス・マーフィーが健在。そして何とPJBEの一員でもあったジェームス・ワトスンの名が。懐かしい。20年近く前の来日公演。リハーサルの時から既に酔っていたというウワサもあったが、アンコールの『ヴェニスの謝肉祭』で見事なソロを聴かせてくれた。未聴ながら楽しみな新譜である。また続編もあるらしい(^o^)。


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