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ショスタコーヴィチ 交響曲第8番 ムラヴィンスキィ(指揮) レニングラードO (BBC BBCL 4002-2) |
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1960年9月、ロンドンでのライブ。初め「咳がうるさい」と思いながら聴いていたが、そのうちにどんどん凄みを増すコワイ演奏。二楽章の弦のトゥッティがあまりに完璧でシビレる。現場に立ち会っていたらもっと怖かっただろうなぁ。同じ年に例のDGへのチャイコが録音されている。(1998.12.21)
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プーランク 室内楽曲集 パユ(フルート) メイエ、ポルタル(クラリネット) ル・サージュ(ピアノ) 他 (BMG 74321 632122) |
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なんて軽やかで機知に富んだ音楽と演奏! 数年前に出た某イエローレーベルの録音を有り難がって聴いた自分は何だったのか。金管三重奏ソナタも懐かしい。それにしてもプーランクはやはり室内楽に醍醐味が。(1998.12.09)
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ブーレーズ『レポン』他 ブーレーズ(指揮) アンサンブル・アンテルコンタンポラン (DG 457 605-2) |
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東京ベイNKホールでの『レポン』日本初演に立ち会えなかったのは何としても残念だった。録音では聴衆を取り囲む立体的な音響やその動きはもう一つ味わえない。それにしても、よく分からないが迫力はある。(1998.12.08)
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武満徹『夢の引用』『夢窓』他 クロスリー、ゼルキン(ピアノ) ナッセン(指揮) ロンドン・シンフォニエッタ (DG 453 495-2) |
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外国人の演奏に違和感を覚えることの多かった武満サウンドだが、サロネンにしろナッセンにしろ素晴らしい演奏で編集者の偏見をうち砕く。天才が未だ存命中に、とりわけ親しい友人たちとともに創った録音は暖かい手触りがする。(1998.12.07)
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ブルックナー 交響曲第3番 ノリントン(指揮) ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ (EMI 5 56167 2) |
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たぶん正統派のファンなら目をむく超快速テンポ。編集者はこの作曲家に思い入れが少ない分、新鮮な驚きとともにこの演奏を受け入れた。なるほど、これなら構成や音型もすっきりして分かりやすい。(1998.11.09)
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ヴィヴァルディ 『四季』 ホロウェイ(ヴァイオリン) マルゴワール(指揮) ラ・グラン・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・ドゥ・ロワ (SONY SB3K 62331) |
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ビオンディ盤とは一転してゆったり目のテンポ、きらびやかな装飾を施した華やかで優雅な宮廷音楽。いかにも古楽器といった音色も相俟ってさながらタイムスリップしたような雰囲気は悪くない。(1998.10.28)
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ベートーヴェン 交響曲第9番『合唱』 シュヴァルツコップ他(独唱) フルトヴェングラー(指揮) バイロイト祝祭O (EMI 09026 68043 2) |
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この超有名録音、何度聴いても返り討ち、というか、確かに盛り上がる演奏だとは思うのだが「無人島の一枚」等と持ち上げるほどかなぁ、と思ってしまう。時代背景等の文脈が理解の糸口なのか。(1998.10.27)
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ヴィヴァルディ 『四季』 ビオンディ(ヴァイオリン) エウローパ・ガランテ (OPUS111 OPS 912) |
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艶のある美しい音色で歌いまくり、またとんでもないテンポや奏法で刺激しまくる『四季』。聴きたいききたいと思っていたが、ようやく。さいきん同じ組み合わせで『調和の霊感』も聴いたが、どちらも活き活きしていてとても素晴らしい。(1998.10.26)
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アーノルド 交響曲第1番、第5番 ハンドリー(指揮) ロイヤルPO (CONIFER 09026 68043 2) |
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演奏は立派なのだが、音楽に対する編集者の共感が今ひとつなため、ピンとこないところが少し歯がゆい。どちらかというと第5番のほうが作品が洗練されていて面白かった。(1998.10.21)
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マーラー(シェーンベルク編) 交響曲『大地の歌』 リグビー、ティアー(独唱) ウィグルワース(指揮) プレミア・アンサンブル (BMG 09026 68043 2) |
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小編成オケ版だが、この編曲がなかなか良くできていて楽しめる。意外に音楽がやせず、織物のような書法が手に取るように分かる。演奏は素晴らしく、独唱も軽めの歌い方が曲調に合う。(1998.10.20)
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ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調他 ツィメルマン(ピアノ) ブーレーズ(指揮) クリーブランドO他 (DG 449 213-2) |
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落ち着いたテンポで丁寧に取り組まれた演奏。ピアノも極めてデリケートな音色を用いて美しく歌い、ちっとも騒がしくならないのが素敵。二楽章がとりわけ素晴らしい。併録の左手の協奏曲はまあまあ。(1998.10.20)
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ガーシュウィン『ラブソディ・イン・ブルー』他 マーシャル(指揮,ピアノ) オールボーSO (VIRGIN TOCE-9599) |
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弾き振りのピアノが達者でなかなか聴かせる。ホントはきちんと弾けるのに、走り過ぎて少しもつれているのがご愛敬だが、ノリが良いのでミスに聴こえにくい。これでオケがもうちょっと上手ければなぁ....という気もする。併録のへ調のコンチェルトも名演。(1998.10.19)
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ティペット 二つの弦楽合奏のための協奏曲他 ティペット(指揮) スコティシュ・チェンバーO (VIRGIN 5 61326 2) |
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オーソドックスな書法による音楽で、よくできているとは思うのだがインパクトはあまり無かった。演奏はよくこなれた仕上がり。最後に収められた『Dovのための歌集』という曲がなかなか意表をつく作品。(1998.10.19)
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ティペット『我らが時代の子』 アームストロング、シャーリー−カーク他(独唱) ブライトン祝祭合唱団 プレヴィン(指揮) ロイヤルPO (CARLTON 30367 02052) |
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じっと耳を傾けていると、じわじわと心に沁み込んでくる。この音楽の持つ大きな力を感じさせるような演奏。独唱陣も素晴らしいが、何より指揮者の成果を称えるべきだろう。(1998.10.12)
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ナイマン ピアノ協奏曲他 湯浅卓雄(指揮) アルスターO (NAXOS 8.553981) |
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ナイマンの音楽にそれほど馴染んでいるわけではないが、彼の作品は一聴して分かる強い個性を持っている。ポスト・ミニマルとでも云うのか、好きずきだが編集者にはやや苦手分野。坂本龍一のパロディみたいな部分も。(1998.10.06)
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マクミラン『ヴェニ・ヴェニ・エマニュエル!』他 湯浅卓雄(指揮) アルスターO (NAXOS 8.554167) |
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湯浅氏は1997年から同オケの主席客演指揮者に就任し、今般NAXOSからナイマン、マクミランの曲集が出た。マクミランの表記作品は打楽器協奏曲のような風情で、爽快な切れ味と独特の叙情性とをあわせ持つ不思議な味わい。演奏は十全な出来映え。(1998.10.06)
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ウッド『ルール・ブリタニア』他 ダニエル(指揮) イングリッシュ・ノーザンPO (NAXOS 8.553981) |
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ロンドン名物・プロムス最終夜でのおなじみ名曲群を収録。ポール・ダニエルも手兵オケをのびのびと演奏させて楽しい一枚になった。ウォルトンの戴冠式行進曲二曲『王冠』『宝珠と王杓』は名曲で、編集者の大のお気に入り。(1998.10.05)
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エルガー『エニグマ変奏曲』他 ダニエル(指揮) ロンドンPO (CONIFER 75605 570412) |
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編集者期待のポール・ダニエルによるエルガー・フェイヴァリッツ。序奏とアレグロや「謎」など、手堅い演奏と聴いたが、威風堂々第1番はスコア読みの徹底による指示らしき箇所もいくつかあり、多少のぎこちなさも。(1998.09.25)
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マーラー 交響曲第3番 サロネン(指揮) ロサンジェルスPO (SONY SRCR2173-4) |
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過剰なほどに巨大なこの曲を、サロネンは苦もなくサラリと洗いざらしにしてしまう。弦の対抗配置も成功しているし、トゥッティで鳴り響くときにも管のパセージに施された意匠が明瞭に聴こえる。すごい。(1998.09.17)
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ターネイジ『ブラッド・オン・ザ・フロア』 アースキン(ドラム) ルンデル(指揮) アンサンブル・モデルン (ARGO 455 292-2) |
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こういう音楽は既存のモノサシを当てにくいが、演奏そのものは意欲的でインパクトも十分。アースキンって初代ウェザー・リポートのドラマー、懐かしい。ギターにスコフィールドも参加。でも全体には編集者の理解を超えていて評価困難(^_^;)。(1998.09.14)
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ガーシュウィン『ラブソディ・イン・ブルー』他 ティルソン・トーマス(指揮) ニューワールドSO (BMG 09026-68798-2) |
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バーンスタイン『前奏曲、フーガとリフ』がスパイクの利いた名演で星5つ。『ラブソディ...』はオケの並ならぬ表現意欲が大いに買えるが、この色づけはちょっとジャズじゃない(^_^;)。でも凡百の演奏に比べればとても立派。他にミヨーの『世界の創造』など収録。しゃれた選曲になってる。(1998.09.14)
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