1998年6月12日

ラヴェル『ボレロ』『ラ・ヴァルス』他

ミュンシュ(指揮) ボストンSO (BMG BVCC-7926)

先入観に反してがっかりなラヴェル。ボレロではあまりにも雰囲気に乏しく、装飾を無理にひっぺがしたような。ラ・ヴァルスも初め丁寧なつくりでニュアンスにも富んでいるが、次第に激情に奔る演奏に。うーむ。『マ・メール・ロワ』のように、曲そのものが無理に盛り上がれないものでは落ち着いて聴けるのだが。(★★)

Posted by ナゾの編集人 at 1998年6月12日 23:59 | TrackBack