1998年8月24日

バルトーク ヴァイオリン協奏曲第2番

ムローヴァ(ヴァイオリン) サロネン(指揮) ロサンジェルスPO (PHILIPS 456 542-2)

この上ない美音、ぎりぎりで踏み止まるが必ずしも禁欲的ではない感情表現。クールさと情熱とが交錯する、妖しい魅力がこの演奏の特質だ。伴奏のオケは慌てず騒がず、金管のコラールなどめまいがするほど美しい響きを構築する。(★★★★★)

Posted by ナゾの編集人 at 1998年8月24日 23:59 | TrackBack