音盤ジャケ絵三昧楽器はそこにあるだけで絵になる アンドレ・プレヴィンがヴィーン・フィルと録音を始めてから、10年近くになるのだろうか。この指揮者は、あまり「全集」の類をつくるのは好きではないらしく、とくに近年では演奏会でも録音でも、専らいくつかの選ばれた曲を取り上げる傾向にあるような気が... 1997.11.13音盤ジャケ絵三昧
音盤ジャケ絵三昧ジュピター、快楽をもたらすもの スラトキン指揮、フィルハーモニア管弦楽団による『惑星』の新譜がテルデックから出た。グレー基調のイラストで、月面の空に大きく浮かび上がる星雲を描いていて渋い。 惑星というと恥ずかしい思い出がある。高校に進学し、吹奏学部に入部したばかりの頃のこ... 1997.07.27音盤ジャケ絵三昧
音盤ジャケ絵三昧アガメムノーンの黄金のマスク DGから出たR.シュトラウスの『エレクトラ』の新譜がなかなか格好いい。指揮はイタリアの髭面ジュゼッペ・シノポリ、オーケストラはなんとヴィーン・フィル。タイトルロールのアレッサンドラ・マルクというひとはよく知らない。ジャケ絵はちょっと見には何... 1997.04.28音盤ジャケ絵三昧
音盤ジャケ絵三昧マリア・カラスの絵姿は... このところさっぱり面白いジャケットに遭遇せず、本欄も不調。CHANDOS新譜のディーリアス『人生のミサ』はなかなか強烈だったけどね。まぁここに取り上げるには不向きかと。で、あまりにパッとしないので、もうこの際クラシック系にこだわらず、思い切... 1997.04.01音盤ジャケ絵三昧
音盤ジャケ絵三昧SONY CLASSICALの新譜2題 【そのいち】エサ=ペッカ・サロネン指揮ロサンジェルス・フィルの演奏によるバーナード・ハーマン映画音楽集が出た(SK 62700)。 自ら作曲もし、近現代音楽にスルドい棒さばきをみせるサロネンについては、その新譜がたえず世の耳目を集めるわけで... 1996.12.30音盤ジャケ絵三昧
音盤ジャケ絵三昧キャンバスの大きさについて かつて、LPのジャケットは30cm四方の大きさで、デザインもそれに相応しいものが求められたわけで。 とっさに思い浮かぶのは、例えばアッバードが録音したバルトークの『中国の不思議な役人』。ホルガー・マッティースのデザインだったかと思うけど、京... 1996.12.16音盤ジャケ絵三昧
音盤ジャケ絵三昧DGのアーチストたち アーチストといっても、このコラムではジャケット・デザイナーというかカバー・イラストレイターというか。クラシック音楽レーベルの老舗、ドイッチェ・グラモフォンが擁するデザイナーのお話。 もともと当通信編集者がジャケ絵にこだわり始めたきっかけは、... 1996.11.23音盤ジャケ絵三昧
音盤ジャケ絵三昧音盤ジャケット絵の楽しみ かつてLPレコードというものがあり、タテヨコ30cmの紙製ジャケットに収まって流通していたのがつい10年前(今でもあるって(^_^;)?)。 その中身に刻まれた音楽こそが音盤収集の本来であった。にも関わらず、レコード店頭で手に取ってみた瞬間... 1996.11.10音盤ジャケ絵三昧