2000.7.20
 関東地方は梅雨明けだとのことで、もう異様に暑い。とにかく、立っているだけ、歩いているだけで消耗する気がするのだが、これって結構、運動になっているのだろうか。単なる妄想か(^_^;)。

 当欄下方で募集をしたBCJチケット進呈企画だが、残念ながらこれまでのところ、じつに一件も応募を頂戴できていない。チケットがぱぁになるのもBCJに申し訳ないので、20日午前中いっぱいお待ちして、ご応募が無ければ別のチャネルへアナウンスさせて戴く心積もり。夏休みで皆様お忙しいのかな。それとも「カンパ云々」の文言がまずかったか(^_^;)。チケ送料程度をご負担戴ければ結構ですよ>>各位。

2000.7.17
 というわけで、BCJチケット進呈企画のご説明(_ _)。
 今月末、7月28日に東京赤坂・サントリーホールで開かれるバッハ・コレギウム・ジャパン演奏会(演目はヨハネ受難曲・詳細は下記7/12日記中のリンク先ご参照)に、出張のため行けなくなってしまいました。そこで当欄読者様のうち、ご希望の方にチケットを進呈致します。
 ご希望の方は取りあえず、本「東越谷通信」トップページの右端にある「読者電速御意見板」のボタンを押して、「なにかひとこと」の欄に「BCJチケット希望」とお書き下さい。ご希望者が複数いらした場合は抽選とさせて戴きます。また7月19日深夜までの受け付けと致します(抽選は7/20を予定)。
 応募にあたって一つだけお願いがあります。
 かならず、コンサートにはお出かけ下さい(それぞれいろいろとご都合がおありになると思いますが、できるだけ、チケットを無駄にしないようにお願いします)。
 チケットを進呈する方が決まりましたら、eメールにてご連絡申し上げます。チケは郵送になるかと思いますので、その際に送付先のご住所をお伺いすることになると思います。なお、チケ代を上限としたカンパは受け付けます(^_^;)。

 当公演の案内をあらためてWebでみたら、うーむ、ご贔屓のロビン・ブレイズは出るし、先般の公演でなかなか良かったシュテファン・マクロードも出るし、期待できそうではないか。ううーむ、返す返すも残念。

2000.7.16
 札幌へ恒例の出張に出かけた。同僚やらお客さまやらに「一泊で札幌へ出張でして」というと一様に羨ましがられるし、本人も、この気が狂いそうな東京の暑さを脱出できることに大いなる喜びを見出していたのだ、が....なんだなんだ。結構暑いぢゃねーか。出張先の社長様に「今年は湿気が少ないので....」と慰めてもらったものの、ううーむ。
 それにしても、北海道はホントについてない。銀行が潰れて景気が冷え込み、それでも懸命に頑張ってきたところへ有珠山の噴火、ようやく収まる気配がみえて、夏の観光シーズンで巻き返しを図ろうとした途端に某乳業のお粗末。エア・ドゥもせっかく増便したところへ、社長が急逝とは。まったく、踏んだり蹴ったりとはこのこと。どうか気を取り直して、明るく前向きに立ち直って欲しい。

2000.7.12
 昨日予告させて戴いた、BCJのチケット(ヨハネ受難曲)進呈企画の原稿はまだご案内できない(といっても、べつに大したことをお願いするわけでもないのであるが(^_^;))ので、取りあえず公演概要のみ、以下のサイトをご参照戴きますよう。

http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/perform/2000/0421.html#0728

2000.7.11
 スケジュール表の、僅かに空いた1時間、2時間をめがけてどんどんアポが入ってきて、なんだか首がどんどん締まっていくような、不気味な気分になる日々。おまけにこう暑いと、突如「わあー」とか大声を上げたらどんなに気持ちよかろうか等と、訳の分からない衝動に襲われる。ううむ、危険だ(^_^;)。
 で、スケジュール表を埋めていてふと気がついたが、7/28の晩に押さえてあった、BCJのチケット(ヨハネ受難曲)が出張のため無駄になることが判明。近々(東京近郊にお住まいの?)当通信の読者様から抽選で一名様に進呈するという企画をご案内予定。募集要項を当日記で発表するまでお待ち下さいませ、というほど大したことでもありませんが(^_^;)。

2000.7.08
 七夕はお天気どころか、11年ぶりの関東上陸も懸念される台風3号の襲来で大騒ぎ。今週はとにかく、大雨はふるし雷は落っこちるし、の日々。はやく家路につけた、という噂も多少あるが、それにしても台風が来ているというのに、金曜日だからか、しっかり飲んで帰る方々もいるようで、ご苦労様です。
 週末映画、竹中尚人監督作品『東京日和』。このところ数本観ているなかでは一番良かったかな。ステーションホテル、さぼうる、銀座、東急世田谷線等、良い場所を選んでのロケが成功している。ちょっと彩色した感じの画面もきれい。これでもう少しカメラワークが流麗なら文句無しなのだが。一部に森田芳光『それから』を思わせるカットがあったが、エンドクレジットで出演者に森田監督の名が。どこに出ていたんだ。中山美穂がきれい。三浦友和の抑えた芝居に笑った。

2000.7.07
 いしかわじゅん『薔薇の木に薔薇の花咲く』全3巻(扶桑社文庫)を一気読み。いやー、往年の(といっては失礼か。まだまだ現役だし)いしかわじゅんのタッチが健在で嬉しい。「力士は何処から来て、何処へ行くのか」といった類の紋切り型フレーズが炸裂し、いぢめられっ子のこけし岳が絶叫する「オヤカター、なぜそんな」のワンパターン・エンディングが微妙にずれつつ繰り返していくさまは、さながらミニマル・ミュージック。ところで、いしかわじゅんが藤臣柊子と結婚して離婚していたのは知らなかった。ぜんぜん関係ないけれども、きょうは七夕。お天気はどうかな。

2000.7.05
 先週、客先での打ち合わせ中に突如ラヴェルの「パヴァーヌ」を聴きたくなって(お客さまにはもちろん内緒)、夕方会社に戻るついでに近所のCD屋に走っていって、ポール・クロスリーのピアノソロ全集二枚組を入手。この録音、輸入盤が出回るのを待っているうちに忘れてしまったのだが、結局発売されたのだろうか??
 ラヴェルのピアノソロを聴いたのはけっこう久しぶり。ちょっとしみじみしたい気分だったので「パヴァーヌ」のみをいきなり聴く。クロスリーは知的なアプローチで健闘していたとは思うが、いまの自分にはもう一つしっくりこなかった。その後ほかの曲も聴いてみたが「道化師の朝の歌」なんかはちょっとゆっくり目のテンポで、リズムを意識した演奏になっていたのが面白かった。「夜のガスパール」だけは、ポゴレリチの録音が耳について離れず、クロスリーもざんねんながら返り討ち。

2000.7.04
 週末映画シリーズ、こんどはウォシャウスキー兄弟の『マトリックス』。これ、賛否両論だったようだけど、編集者はけっこう楽しんで観た。グイグイ引っ張っていく演出ながら、デイヴィッド・フィンチャーのように、いかにも「凝ってますよ」という感じにならず、単純に楽しめるのが宜しい。ストーリーも想像していたほどには破綻無く進んだ。ただ、一部でややグロテスクな表現が出てくるのは少し困る。こういうのって、いつの頃から「何でもあり」になったのかな。編集者的にはもう少しスマートな演出を希望する。キアヌ・リーヴスは『JM』を思い出させたが、ようするにただそこに立っているだけ(というのは、言い過ぎ(^_^;)??)。アクションは格好良かったけど。

2000.7.03
 日差しがカッと照りつけ、夏のように暑い週末。ま、夏だからか(^_^;)。
 我が家ではさいきん、アリの攻撃を受けている(^_^;)。体長3mmくらいの赤アリの大行列だ。シロアリではないのが多少救いだが。玄関先でよく盛大に行進しているのは知っていたが、ある日勤め先に突如電話が掛かってきて、家の中に侵入してきたことを知らされたときは多少驚いた。不動産屋さんに問い合わせさせたところ「ああ、アリの道ができちゃったんですねぇ」と、呑気な返事がかえってきたそうで、同居人は沸騰していた。
 以来、掃除機はくり出すは、殺虫剤は撒き散らすはの大騒ぎだ。蚊をやっつけるのにバズーカ砲を持ち出すモンティ・パイソンをもう笑えない(^_^;)。


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