1998年1月28日

エルガー 交響曲第2番

ハイティンク(指揮) フィルハーモニアO (英EMI 5 69761 2)(★★★)
シノポリ(指揮) フィルハーモニアO (DG 453 103-2)(★★★★)
プレヴィン(指揮) ロイヤルPO (PHILIPS 454 250-2)(★★★)

ハイティンク盤から始めて、イキオイで三種類聴いてしまった。編集者にとっては何回挑戦してもきっかけの掴めない、厄介な曲。あえて演奏にコメントすると、背筋を伸ばした山高帽紳士を彷彿とさせるハイティンク盤は楷書の芸、エレガントだがやや皮肉混じりの斜陽国家っていう印象のプレヴィン盤が草書。なんだかよくわかんないけどあちこちに強烈な意匠を施すシノポリ盤は前衛書道(^_^;)。オーソドックスとは言えないが得体の知れなさに騙されたい気もするシノポリ盤に一票。でもオケは怒ってるだろうなぁ。

Posted by ナゾの編集人 at 1998年1月28日 23:59 | TrackBack