2004年4月11日

著作権法改正の気になる動向・続

 すでに当通信ではお馴染みのサイト Bee's Web の掲示板あたりでも、著作権法改正〜CD輸入規制に絡んだ話題が盛り上がっている。で、音楽評論家萩原健太さんのサイトへの言及があるので、ここにもちょっとリンクさせて戴く。

■Kenta's NOTHING BUT POP!

 健太さんの2004.4.10付の記事だが、うん、いいことを言っておられる。もっとも当方、CCCD(Copy Control CDで合ってるかな)問題に関してはこれまで、どうせ国内CDがCCCDになるんだったら、輸入盤で聴けばいいしー、とタカをくくっていたのだが、輸入規制なんかされてしまうと、そういうわけにもいかなくなるよなあ。それに国内の作品、演奏についての録音はどうする? NAXOS日本音楽選輯だけ購入、というのも悪い冗談だし。
 とにかくCD輸入規制は、何というか「心根が貧しい」。コメだって外国産が手に入る時代に、なにを言ってるんだ、某業界は!! コピーコントロールはまぁ、やっても良い。やっても良いが、やるなら肝心の音質が劣化する、とか、機種によってはコピーできちまう、とかいい加減な仕様ではなく、徹底的に詰めた方式でやって欲しい。要するにもっと、音楽に愛をもって取り組んで欲しい。

 4月10日の朝日新聞に掲載されたらしい、山形浩生氏の文章も紹介しておく。

■ヘンじゃないか輸入権

Posted by ナゾの編集人 at 2004年4月11日 08:19 | TrackBack